最近SNSを見ていると
「看護師は大変」
「看護師はブラック」
「給料のわりにきつい」
こんな声をよく見かけませんか?
現役看護師として働いている私も、
その気持ちには首がもげるほど同意します(笑)
忙しすぎて
「もう無理!」
「辞めたい!」
そんな気持ちになることもありますよね。
しかし一方で、
看護師には他の仕事にはない魅力があるのも事実です。
この記事では、
- 看護師の魅力
- 看護師のデメリット
- 向いている人・向いていない人
を現役看護師のリアルな目線でお話しします。
この記事を読んで
「看護師いいかも」
「やっぱり向いてないかも」
そんな風に
自分の仕事や将来を考えるヒントになれば嬉しいです。
まずは、看護師の魅力から見ていきましょう。
1:看護師の魅力5選

「看護師ってやりがいありますよね!」
こんな言葉をよく聞きませんか?
もちろん、やりがいは大切です。
でも個人的には、理想より現実もかなり大事だと思っています。
そこで今回は、
やりがいだけではない看護師のリアルな魅力を紹介します。
① 仕事に困らない
個人的に圧倒的1位の魅力はこれです。
看護師は仕事に困りません。
どこの医療機関も慢性的な人手不足で、
いわゆる引く手あまたの状態です。
さらに日本は
- 高齢化社会
- 皆保険制度
- 医療需要の増加
といった背景があり、
医療の需要がなくなる可能性はかなり低いと言われています。
医療は社会インフラなので、
急に仕事がなくなるということは考えにくいでしょう。
- 転勤族で全国を転々としている
- 子供がまだ小さい
- 親は飛行機の距離
という私自身も、
「どこで働くか」
には悩んでも、
「仕事が全くなくて困る」
という経験はありませんでした。
② まずまず高い給与
転職活動をしてみると分かりますが、
看護師の給与は一般企業より平均水準が高めです。
地域差はありますが、
夜勤ありの病院勤務の場合
手取り25〜35万円程度は比較的多い印象です。
ただし注意点もあります。
日勤のみの勤務になると
- 夜勤手当がなくなる
- 基本給が低い
などの理由で
給与が下がることが多いです。
そうだったとしても、
私個人の経験で
子持ちで日勤のみで働くとなると
一般企業の就職はかなり厳しかったです。
選択次第で給料の幅を調整できるのは
メリットではないでしょうか?
また看護師は一般的に
昇給がゆるやかな職場も多く、
年収400〜500万円前後で推移するケース
もよく見られます。
一般企業は最初の給与が低くても
昇給していくケースも多いので、
そこは少し羨ましいところですね。
③ 働き方の幅が広い
看護師の働き方は、
病院だけではありません。
例えば
- クリニック
- 訪問看護
- 健診センター
- 保育園
- 企業看護師
- 介護施設
など、さまざまな働き方があります。
夜勤がつらくなったときや
ライフスタイルが変わったときに
違う働き方を選べるのは大きな魅力です。
また、看護師経験を活かして
- 医療系企業
- 医療機器メーカー
- 医療系スタートアップ
などへ転職する人もいます。
自分でキャリアを選べるのも
看護師という資格の強みです。
④ やりがいを感じやすい仕事
やりがいについては、
正直人による部分が大きいと思います。
ちなみに夫は一般企業で働いていますが、
「仕事にやりがいは特にない」
と言っています(笑)
その点、医療は
- 人を助ける仕事
- 感謝される場面が多い
- 社会的価値がわかりやすい
という特徴があります。
企業の場合は
「誰かの役に立っているけど実感しにくい」
ということもあるみたいですが、
看護師は感謝を直接感じやすい仕事だと思います。
⑤ 売上ノルマがない
これは意外と大きなメリットです。
一般企業では
- 売上
- ノルマ
- 数字
などのプレッシャーがあることも多いですよね。
一方、医療は社会インフラであり
保険制度のもとで成り立っています。
そのため、一般的な看護師が
営業ノルマや売上目標に追われる
ということはほとんどありません。
数字のプレッシャーがないという点では、
精神的に働きやすい部分もあります。
ここまで看護師の魅力を紹介しましたが、
もちろん良いことばかりではありません。
次は、看護師のリアルなデメリットも見ていきましょう。
2 看護師のデメリット

ここまで看護師の魅力を紹介しましたが、
もちろんいいことばかりではありません。
次は、看護師として働く中で感じる
リアルなデメリットを紹介します。
①忙しすぎる(病棟)
これは多くの看護師が感じていることですが、
とにかく忙しいです。
個人的には、日本の看護師は
仕事の幅が広すぎると感じます。
看護師には
- 時間通りに絶対やらないといけない業務
- 見逃してはいけない観察
があります。
例えば
- 点滴管理(時間指定あり)
- 手術の出し入れ
- 検査出し
- 術後管理
- バイタル観察
- 症状の変化の観察
などです。
患者さんの状態を見て
「これは正常か?」
「異常なのか?」
を判断し、
もし異常があれば
- 医師へ報告
- 追加の採血
- 血液培養
- CTなどの検査
といった対応が必要になります。
患者さんの状態が不安定な場合は、
この判断と対応を素早く行わないと命に関わります。
しかも、その判断ができるようになるまで
かなり勉強が必要です。
これだけでも大変ですが、
看護師の仕事はそれだけではありません。
さらに
- 入院案内
- 退院説明
- 入退院の事務処理
- 清拭
- シャワーの介助や準備
- インフォームドコンセントの同席
- 退院調整
- 吸引管理
などがあります。
また生活面のサポートとして
- 食事介助
- 着替え
- 排泄介助
- トイレ介助
- 歯磨き介助
など、患者さんの生活全体のケアも看護師の役割です。
つまり看護師は
医療管理+生活支援の両方を担う仕事です。
1日の受け持ちが6〜8人で入院
新人教育もしていたら、
ほんとに回りません。
あっさりできたらいいですが、
血管取りにくい人もいますしね、、、
分身の術を使いたいくらいです(笑
業務で手一杯で教育まで手がまわらない職場も多いので
慣れまでが大変だし、
自分から学ぶ姿勢が重要になります。
体力的にきつい職場でもあります。
② 生活リズムが崩れやすい
看護師はシフト勤務のため、
生活リズムが崩れやすい仕事です。
特に夜勤は体への負担が大きく、
健康管理が難しいと感じる人も多いです。
私自身も夜勤のあとには
- 頭痛
- 吐き気
- 強い疲労感
など、体調不良を感じることがあります。
また勤務時間も不規則で、
- 日勤
- 夜勤
- 早番
- 遅番
などが混ざるため、
生活リズムを整えるのが難しいこともあります。
さらに病棟では急変対応などもあるため、
職場によっては
「定時で帰れる日が少ない」
ということもあります。
そのため看護師は、
体調管理や体力面の負担を感じやすい仕事と言えるでしょう。
②人間関係が大変な職場もある
看護師のデメリットとしてよく挙げられるのが、
人間関係の問題です。
看護師の離職理由でも「人間関係」は常に上位に入っています。
病院というよりも、
病棟ごとに雰囲気が大きく違うことがあります。
中には、いわゆる
「お局(おつぼね)」タイプの人がいる病棟もあります。
例えば
- 新人看護師に必要以上に厳しい
- 人がいる前であえて強く注意する
- 昔ながらの厳しい教育文化が残っている
- 子育て中の看護師に嫌味を言う
など、ピリピリした雰囲気の職場も存在します。
「女性の職場だから分かり合える」
というわけではなく、
残念ながら
“女の敵は女”タイプの人がいることもある
のが現実です。
ただしこれは、
病院全体というより職場環境による部分が大きいです。
同じ病院でも
- とても雰囲気がいい病棟
- 人間関係が厳しい病棟
があることも珍しくありません。
もし人間関係で精神的に辛くなってしまった場合は、
無理をして我慢する必要はありません。
看護師は働く場所の選択肢が多い職種です。
精神的に限界を感じる前に、
環境を変えるという選択も大切だと思います。

③勉強が多く精神的に大変
看護師は忙しいだけでなく、
精神的なプレッシャーが大きい仕事でもあります。
医療現場は「命を預かる職場」です。
そのため、
常にミスが許されない緊張感があります。
特に高度急性期の病院では
この緊張感はさらに強くなります。
看護師には
- 疾患ごとの治療内容
- 治療後の観察ポイント
- 薬の作用・副作用
- 医療機器の知識
- 看護技術
など、膨大な知識が求められます。
そして実際に
患者さんに薬を投与するのも看護師です。
そのため
「自分の判断で大丈夫だろうか」
「もしミスをしてしまったら…」
というプレッシャーを感じる場面も少なくありません。
時には
- 自分のミスで患者さんに影響が出てしまった
- もう少し早く対応できていれば…
と、自分を責めてしまうこともあります。
責任感が強い人は
看護師に向いていると言われます。
しかしその責任感が強すぎて、
精神的に疲れてしまう看護師も多いのが現実です。
そのため、看護師として長く働くためには、
ストレスとの付き合い方を見つけることも大切です。

まとめ

ここまで看護師の魅力とデメリットを紹介してきました。
看護師は
- 仕事に困らない
- 比較的安定した収入
- 働き方の幅が広い
という魅力がある仕事です。
一方で
- 忙しすぎる業務
- 不規則な生活
- 人間関係の悩み
- 命を預かるプレッシャー
など、大変な面もあります。
看護師は
楽な仕事ではありません。
しかしその分、
- 人の役に立てる
- 社会に必要とされる
- 自分のスキルで働き続けられる
という魅力もあります。
この記事を読んで
「看護師いいかも」
「自分には向いていないかも」
どう思いましたか?
自分の価値観に合った働き方を
見つけるヒントになれば嬉しいです。


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