はじめに
こんにちは、中堅ナース『さわ』です!
今回は新人看護師さんに向けて
『看護師として働く責任感について』
考えてほしいと思い記事にしました。
あなたは「責任感」と聞いて、
どんなことを思い浮かべますか?
看護師として働いていると
わからないこと、
人の命を扱う怖さにふれる瞬間が
少なからずあります。
わからないことをわからないままにしておくと後悔する。
そして、自分自身に深く傷を追うことがあります。
今回は、
私が新人ナースとして働いていた頃に
感じた”後悔”と“責任”について
お話ししたいと思います。
知識をつけることは
自分の身を守ることです。
自分を守るためにぜひ一緒に考えてほしいと思います。
しずくちゃんナース、急変に出会う
1年目の私は、まるで“しずくちゃん”。
ハキハキしているようにみえて
実は豆腐メンタル。
わからないことだらけの現場に圧倒され、
心の中ではいつもウルウルしながら日々を過ごしていました。
それでも持ち前の明るさと行動力で元気に仕事をしていました。

そんな中、忘れられない試練がやってきます。
それは「急変」でした。
私が新人で最初に配属されたのは、
循環器内科と心臓血管外科の混合病棟。
その日は、初めて救命センターからの
転棟受けを担当することに。
患者さんは48歳女性、下肢血栓で入院中。
ヘパリンの持続点滴をしていて、状態は安定していました。
中学生のお子さんがいらっしゃる。
14時には車椅子で転棟、15時のバイタルサインも問題なし。
そのまま何事もなく終わるかと思いました。
しかし――
15時30分、モニターが鳴りました。
「ピピ!ピ!ピピ!ピ!」
当時の私は、このアラームの意味がわかりませんでした。
とりあえず、アラームがなったら患者さんのところに行く。
そのとおりに
慌てて患者さんの元に向かうと、
彼女は口から泡を吹き、意識を失っていました。

アラームはVT(心室頻拍)を示していたのです。
何もできずに立ち尽くしていると、
先輩看護師が駆けつけ、ALSが始まりました。
緊急で血栓回収の手術が行われましたが、
意識が戻ることはありませんでした。
後悔と向き合った日々
私はただ眺めることしかできなかった。
✔「あの時もっと早く動けていたら…」
✔「もっと早く先輩に助けを求めることができていたら…」
✔「もう少し知識があったら…」
早く動けたらといっても、
ほんの数分、数十秒の差。
でも、
「もしかしたら、助かったかもしれない」
どうしてもそう思ってしまいます。
私の中には悔しさと無力感だけが胸に残りました。
「人の命を預かるということ」
その重さを、肌で感じた瞬間でした。
怖さの正体は「知らないこと」だった
人工呼吸器に繋がれた患者さん、無数の管、聞いたこともない疾患。
怖いと感じること、ありますよね?
私もそうでした。
でも今なら、はっきりわかります。
怖いのは“知らない”から。
この経験の後、私はすぐにBLS・ACLSの講習を受講。
2年目の春には救命センターへの異動が決まりました。
そこからも困難は続きましたが、
「わからない」を「わかる」に変える努力を重ねました。
少しずつ、小さな成功体験が積み重なり、
やがてそれは自信になりました。
先輩の指導が厳しいと感じときは
先輩の教育が怖い🌀
私の時もそうでした。
「もう少し優しく教えることはできないのかな、、」
そんなことを思ったこともありました。
でも、今ならわかります。
先輩たちは人の命は扱う重さを知っているから
教育に『熱』が入ってしまうのだと。
きっと私のような経験で、
後悔や責任を感じた瞬間があったのではないでしょうか。
先輩の厳しさの裏には
✔知らないことを知らないままにする怖さ
✔知らないで薬を扱う怖さ
✔人の命を扱う重み
✔看護師として働き続ける覚悟や強さ
そんな感情が見え隠れしている。
看護師は医師の指示のもと薬を投与する場面が多いです。
いわば間違いにきづく最終ラインです。
薬の誤投与を防ぐために
✔最低限の知識
✔医師の指示が間違いないと判断できる
知識、技量が必要なんです。
看護師として働く以上
勉強する必要、責任があると思います。
時に先輩の指導がきついと感じることもあるかもしれませんが、
それは厳しさの裏返し
先輩が伝えたい真意を、大事なことを
学ぶ姿勢を忘れないでください。
医療現場にある喜び
大変そうですよね💦
でも大変なことが多い嬉しい瞬間もあります。
看護師として働くと
人の死を瞬間を見る機会に遭遇するでしょう。
人工呼吸器、止まらない出血、たくさんの管に繋がれた人。
『怖い』と感じることはあると思います。
でも、
熱心な治療の末に、
命を助けられたときには
「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることも多い。
その喜びは計り知れません。
そして、病院で働く以上、
すべての命が救えるわけではありません。
でも、
たとえ助けることができない命に対しても
「やれることはある」
✅️患者さん家族のケア
✅️エンゼルケア
最後の時間を看護師として
どうつくるのか考えるようになりました。
そう思えるようになったのは、たくさんの経験と努力があったからです。
命を救うだけが看護じゃない。
最後の時間をどう提供するか——それも看護の大切な役割です。
新人ナースの皆さんへ
看護師として働くということは、大きな責任を背負うことです。
怖いと思うのは当たり前。
でも、その怖さを乗り越えるために必要なのは
「できない」と思う自分を受け入れること。
そして「できるようになろう」と努力すること。
できないままで終わらせない。
できるようになる自分を信じて、努力し続けてほしいと思います。
あなたは、どんな看護師になりたいですか?
この記事が、少しでもそのヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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