こんにちは!さわです!
前回の記事の続きです
色々な方へ熱意を伝え、
無事に教育メンバーチームを作ることができました✨️
でも、まだまだ課題は山積みです。
”教育メンバーを決めること”のメリットは
✔新人教育目標を共有しやすい。
✔少人数にすることで意見がまとまりやすい。
ということがあります。
しかし、デメリットもあるのです。
それは、”教育する人”が第三者に評価されるということ。
これが平等で公平な評価であれば問題ないのですが、
看護師業界ではナイフのような言葉で
グサグサ心をえぐって来る人が多いです💦
これは実体験があって、
看護師にうつ病が多い原因の一員ではないかなと思います💦
今回の記事では、
”教育メンバーを守るため”
私が考えた作戦についてお話します。
教育担当を決めたけれど、不安は尽きない

今年度、1年目の新人さんをサポートする教育担当者を決めました。
これは現場の運営にとって、ひとつの大きなステップ。
でも実際には、「よし!教育やりたい!」という人ばかりではありません。
🌀「もう4年目だからそろそろやるか…」
🌀「誰もやらないし…仕方ないか」
という人もちらほら。
つまり、“教育への熱意”には大きなばらつきがあるのが現実です。
とはいえ、教育体制を動かすにはまず担当を決める必要がある。
そんな中で、「このままで本当に大丈夫?」という漠然とした不安が、
じわじわと頭に浮かんできました。
評価されるストレスが教育を壊す

私がこの不安を強く感じるのには、理由があります。
それは、過去に見た“教育現場”です。
以前勤めていた救命センターでは、教育制度自体はしっかりしていました。
1年目にはプリセプターが1人つき、月単位で指導内容も決められていたんです。
ただ問題は、教育者が「評価されすぎる」環境にありました。
新人がミスをすると、周囲が噂話で言うのです。
「この人、何を教えてるの?」
「育て方が悪いんじゃないの?」
噂は話はどんどん広がり、大きくなり、
プリセプターの心を少しづつ壊していきます。
そう、教える側が常に見張られているような状態になるのです。
冷静に考えれば、
自分が不在の日の出来事にまで責任を問われるなんて、
おかしな話ですよね。
でも現実、新人に対してプリセプターが1対1の関係では、
責任をプリセプターが取らざるを得なくなるのです。
その結果、プリセプター自身が疲弊し、新人に厳しくあたるようになる。
そして新人も追い詰められ、メンタル不調者が続出——。
救命センターの新人は「5人中4人が辞める」という異常な状況も、実際に目の当たりにしました。
「特別アドバイザー制度」で外堀を埋める作戦
この経験をもとに、私は考えました。
「教育担当を批判しそうな人ほど、最初から“味方”として巻き込もう」
そこで編み出したのが、**“特別アドバイザー制度”**です。
これは、教育には直接携わらないけれど
◯「気になるところにすぐ気づく人」
◯「新人の動きに目を光らせる人」
“教育チームの見守り役”として任命するというもの。
声かけは、こんな感じでやります。
「教育内容で気づいたことがあれば、ぜひアドバイスください!」
「1年目さんに関して感じたことがあれば、教えてもらえるとありがたいです」
こうすることで、“気になるなら言ってOK。
ただしチームの一員としてね”という立場にしていくのです。
評価されるのではなく、一緒に育てる立場になってもらう。
これが私の「外堀を埋める」作戦です。
よく気づく人は、本当によく見ています。
そして、本当に正しいことを言っています。
しかし、正論は時に人を苦しめることもあるのです。
言葉をナイフではなく、エールに変えれるように
ちょっとした工夫で変えることができたらいいなと思います。
私は、そんな正しい言葉にも耳を傾けられるよに努力したいと思います。
敵をつくらない、味方に変えるチームづくり

私のポリシーは、はっきりしています。
「敵をつくらない。全員味方。」
看護の現場って、どうしても派閥ができやすい。
少し油断すると「このグループ vs あのグループ」みたいな空気が生まれてしまいます。
でも、教育という大切なテーマにおいては、そんな対立は要らない。
教育者だけが孤立、奮闘するような体制では、絶対にうまくいきません。
だからこそ私は、教育担当者を表に立てつつも、
現場全員が「見守り役」として関われる雰囲気づくりを大事にしたいなと思うのです。
おわりに|みんなで育てる文化を

どうでしたか?
今回は、
”教育メンバーを守るために”
私が考えた秘策「特別アドバイザー制度」
についてでした。
教育って難しいし、大変💦
さらに評価まで厳しすぎたらやりたい人がホントにいなくなってしまいます😂
大事なのは
教育者を守りながら、現場全体で新人を育てる仕組みです。
誰か一人に背負わせるのではなく、
“みんなで育てる”という意識を持ってチームを動かす。
それが、教育の質を高める近道だと思うのです。
一生懸命やっている人が報われる職場に。
批判ではなく応援が飛び交う教育文化に。
小さな工夫かもしれませんが、こうした積み重ねが現場を変えていくと信じています。
今日もまた、現場で頑張るすべての教育者の方へ、心からのエールを送ります。
私もまた、少しづつ教育を頑張ろうと思います✨️
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