新人Nsさくら救命選センターで働いてみたいです!
でも、最初から救急でいいのかな,,,
そんなこと思ったことはないですか?
この記事では、
- 救命センターってかっこいい?
- 忙しそうだけど、成長できそう?
- 自分に務まるのか不安…
こんな悩みを持つ看護師さんへ。
正直に言います。
かっこいいです。
でも、甘くないです。
この記事では、3次救急のリアルを包み隠さずお話します。
- 救命センターでどんなところ?
- 何が大変?
- 何がすごい?
そんな疑問を解決できたら嬉しいです!
① 救命センターってどんなところ?


前提条件を確認
まず前提条件として、
どの病院の救命センターなのか?で難易度が全然違います。
病院は機能別に国の基準で分類されていて、
1次救急、2次救急、3次救急に分かれています。
✔ 3次救急とは?
- 命の危機にある患者を受け入れる
- 多発外傷、CPA、重症敗血症など
✔ 1次・2次との違い
- 1次:軽症
- 2次:入院が必要
- 3次:生命の危機
ざっくりこんな感じです。
今回の記事では、『3次救急で働くリアル』をお届けします。
どの科をみるの?
✔ 配属先の種類
- 初療室
- ICU
- HCU
- ER
- 救急外来
これは病院見学の時に聞くとわかるのですが
病院によって全然違います。
私のいたERの担当領域は
- 循環器内科
- 脳神経外科
- 消化器外科内科
- 呼吸外科
- 救急科
- 神経内科
- 血液内科
結構幅広く対応していました!
ICUが
- 循環器内科
- 心臓血管外科
HCUが
- 消化器外科内科
- 術後の集中管理
そんな感じで別れてましたね!
院内に産婦人科と小児科がないので
そちらに関しては搬送されないことになっていました。
どの科を見るのかは『病院によって違う』
自分が何をしたいのか?
事前に確認しよう!
② 看護師に求められるスキル3選


①フィジカルアセスメント力
ER、ICUなどの集中治療室に務めると
1日で目まぐるしく患者の状態は変化します。
- 術後、受傷何日目なのか?
- リフィリング期なのか?
- 急性期なのか?
- 安定期なのか
INOUTのバランスは
1日単位でなく、3日や週単位で考えたりする必要があります。
治療によって生じる効果は得られているのか?
副作用は強く出ていないか?
バイタルサインはもちろん
全身状態の観察
検査データ
総合アセスメントスキルが身につきます。
最初は地獄ですが、なれたら見れるようになります。
救命センターでは『アセスメント力』が鍛えられる
②チーム連携力
救命センターでは、1秒を争う状態の患者さんが運ばれて来ます。
求められるのは、『阿吽の呼吸』です。
すなわち医師が言わなくても、次に何をするのか看護師も大体わかっていることを求められます。
- どんな疾患が疑わしいのか?
- 必要な検査は?
- 必要な処置は?
- 必要な薬剤は?
医師の指示なくても、わかる状態を求められます。
- 症状をみて疾患を予測する力
- 検査データをみて疾患を予測する力
アセスメント力の総合スキルが求められるのです。
特に救急外来では、1秒1秒無駄にできません。
迷っている間に患者が死ぬと思え
そう教えてもらっていました。
救命センターでは『阿吽の呼吸』を求められる。
③タフさ
精神力は強くないとやっていけません。
1分1秒を争うので、緊張状態が続きます。
当然医師も先輩も厳しい方が多いと思います。
扱う疾患の範囲も広いので猛勉強が必要です。
一年目とかはホント地獄です。
ずっっと勉強が必要です。
その先に、鋼のアセスメント力が身につくようになります。
少しのミスで命を失う可能性がある現場
なにより『精神力が必要』
③ 1日のタイムスケジュール(例:日勤)


例)
8:30 申し送り
9:00 重症患者受け持ち
10:00 点滴交換
10:30 清潔ケア&緊急入院&家族対応
11:30 血糖測定
12:00 休憩(取れない日も)
15:00 カンファレンス
17:00 申し送り
入院はいつ来るのかわからないので、
余裕をもって業務を終了させることが大事です。
時間指定の点滴、採血、血糖測定など
イレギュラーな指示が飛び交うので、カルテの判読は重要です。
④ 給料は?実際どうなの?
私が働いていたところは、
関東の田舎で、500床の3次救急です。
ドクターヘリ運用だったために、
関東中から患者さんが来ていました。
忙しいと思います。
3〜4年目で
- 年収:450万円
- 月収:25万円
- 手取り:約20万円
- 寮代:‐8000円
救命センターでは危険手当が付きますが、
月8000円でした。
激務な割に高年収ではないな、と私は感じていました。
ただ、思うよりも、残業は少ないです。
- 受け持ちが1〜2人
- 救急対応待機のため、看護師がたくさんいる
救急車がたくさん来る時は残業がありましたが、
ほとんどは残業なしで帰れる印象でした。
⑤ 大変なこと
私が救命センターで働いている時にもっとも難しいと感じたのが、
ご家族への声掛けです。
今でも覚えています。
16歳、4月から新しい高校生活が始まるはずだった女性。
ひき逃げにあい、骨盤骨折を含む多発骨折で、全身の骨が折れていました。
なんとか一命をとりとめたものの、油断を許さない重症です。
シングルマザーのお母さんに入院の説明を行い、
娘さんの元へ案内したとき、そのあまりに痛々しい姿に
泣き崩ずれてしまいました。
救命で働いていると、こんな場面に遭遇します。
- 突然の死
- 家族の悲しみと向き合う
”突然”というのが、一番ダイレクトにくる科だと思います。
命をつなぐことも大事な仕事です。
そして命が終わりそうなその時、
そんな時にどんな声かけがいいのか、
今でも悩みながら、寄り添える声かけはなんだろうを考える日々です。
⑥ それでもやりがいを感じる瞬間
怖いし、大変だけど、やりがいはあります。
- 命がつながったとき
- チームが噛み合ったとき
- 数年後に「成長」を実感
苦労した先に見える景色があります。
⑦ 向いている人・向いていない人
向いている人
- 刺激を求める
- 勉強が嫌いじゃない
- 判断が早い
向いていないかもしれない人
- ルーティンが好き
- 精神的に引きずりやすい
- ゆっくり看護がしたい
こうなります。
毎日患者の状態を考えれるなんて最高!
ってくらいちょっと変わっている人が向いています。
逆に同じことをするのが落ち着く。
変化はあまり好きじゃないというタイプの方は、
もしかしたら、スピード感がしんどくなることがあるのかなと思います。
⑧新人が救命に行くのはアリ?
結論個人的な感覚では、
最初から行くのはかなり大変だと思います。
お話した通り、
勉強がしんどいです。
担当領域が広いのでなにもわからないと相当しんどいです。
循環器と心臓血管外科だったので、
その分野のことはわかっていたので、
時折勉強の休憩タイミングを確保しながら
勉強できたという実感があります。
精神的にもしんどい。
私の同期で5人救命センターで新人配属された方がいましたが、
残っていたのは1人だけでした。
『救命看護師になる!』とキラキラして、やる気に満ちていましたが、
メンタルが落ち込んで休職する姿は、
見てるこちらも辛かったです。
楽ではありません。
覚悟が本当にできる方なら行けるかもしれません。
⑧ まとめ
- 救命は「覚悟」と「成長」の場所
- 誰にでも合うわけではない
- でも本気で挑戦するなら最高の環境
アセスメント力を磨くなら集中治療や救急の経験は、
看護師人生において必ずプラスに働くと確信しています。
大変だけど、その分喜びは大きいです。
状態が悪かった方が回復する過程に、
関わることができるので、
元気になった姿をみるのは嬉しいですしね。
救命センターのこと少しイメージできましたか?
参考になれば嬉しいです!
それでは、またお会いしましょう。







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