ルンバールって何?検査の意味、看護観察のポイント徹底解説!

これからルンバールするから、
準備して!

新人Ns:さくら

ル、ルンバール!!!?
ってなんだっけ?
めっちゃ自信ない、、、、

Ns:そら

ルンバール!あまり出てこない検査だから、びっくりするよね!
今日はルンバールの検査内容と観察項目について見ていこうか!

目次

そもそも「髄圧」って?

ルンバール=
『背中から針を刺して、脳脊髄液をとる検査』です。

腰のすき間から細い針を入れて、
脳と脊髄を流れている”髄液”を採取・測定する検査
→脳の状態を調べる時に検査します!

ルンバールで見る観察項目

① 髄圧(数値)

脳髄圧とは?
ざっくり例えると
👉 脳と脊髄が浸かってる“水槽の水圧”

『頭の中がパンパン?それとも、スカスカか?』

  • 高い → 脳圧亢進・水頭症・髄膜炎など
  • 低い → 脳脊髄液漏出・脱水など

開放圧(オープニングプレッシャー)

  • 正常:70〜180 mmH₂O(だいたい)
  • 200超える → 高髄圧
  • 60以下 → 低髄圧

※側臥位・安静で測定が前提


② 髄液の「色・性状」

脳髄液の検査→
『脳や神経に”炎症・感染出血”がわかる検査』

見た目意味
無色透明正常
混濁・白っぽい細菌性髄膜炎
黄色くも膜下出血・古い出血
血性穿刺ミス or 出血性疾患

👉「混濁してる=完全アウト」でOKレベル

脳髄液の検査

①感染があるか?
→髄膜炎、脳炎 
検査データ:WBC↑、糖↑、蛋白↑など

②出血していないか?
→くも膜下出血
検査データ:CTでもわからなくても、髄液が血性になる

③炎症・自己免疫トラブル
→多発性硬化症、ギランバレーなど
検査データ:蛋白だけ異常な高値など


③ 流出の仕方

  • ポタポタ規則的 → 正常
  • 勢いよくドバドバ → 高髄圧疑い
  • ほぼ出ない → 低髄圧 or 位置ずれ

ナースの観察ポイント

検査中

  • 頭痛・悪心・嘔吐
  • 意識レベル変化
  • バイタル(特に血圧・脈拍)
  • 下肢しびれ・痛み(神経刺激)

検査後

  • 頭痛(起立時に悪化)
  • 髄液漏れ(穿刺部からジワっと)
  • 発熱
  • 項部硬直


ルンバールの副作用は3系統で考える

① 神経を物理的に刺激した場合

起きる症状

  • 下肢のビリッとした痛み
  • 電撃痛
  • 一過性のしびれ

仕組み

馬尾神経に針が触れる
→ 電線に針刺した状態
→ 一瞬ビリッ⚡

👉 これは髄液とは無関係
👉 多くは一過性で後遺症ほぼなし


② 髄液が漏れた場合(これが一番多い)

起きる症状

  • 起立性頭痛(立つと悪化、寝ると楽)
  • 悪心・嘔吐
  • めまい
  • 頸部硬直
  • 耳鳴り・複視

仕組み

髄液が漏れる
→ 脳を浮かせる水が減る
→ 脳が重力で下に引っ張られる
→ 硬膜・血管が引き伸ばされる
激しい頭痛+頸部硬直

👉 頸部硬直は
「髄膜が引っ張られるから」起きる


③ 感染・出血などの合併症(レアだけど重い)

起きる症状

  • 発熱
  • 局所発赤・腫脹
  • 激しい腰痛
  • 進行性の麻痺

👉 これは即ドクター案件


症状原因
下肢ビリッ神経に直接触れた
頸部硬直髄液漏れ
起立性頭痛髄液漏れ
嘔気髄液漏れ
持続する麻痺出血・損傷

検査後の症状観察はこんな風に聞いてみよう!
① 立った時の頭痛ある?
② 足のしびれ残ってない?
③ 発熱・腰の痛みない?


まとめ

ルンバール副作用は

🧠 電線タイプ → 神経ビリビリ
💧 水不足タイプ → 頭痛・頸部硬直
🦠 トラブルタイプ → 発熱・麻痺


参考文献
https://knowledge.nurse-senka.jp/500267

https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hp-lab/rinkenhome/lab_chemo_ippan.html

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この記事を書いた人

2時のママで転勤族ナース。ぽんこつナースだったが3救急でこってり絞られ、転勤で各病院を転々としては教育担当をしている。スローガンは『どこでも働けるナースを育てること』ゆるく勉強しながら、ぼちぼち雑談もしていきましょう!

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